2004年の10月~11月の約1ヶ月くらい友人と二人で
タイ バンコクに住む友人に会う(彼女はタイ舞踊を勉強しに3年バンコクに住む)
↓
カンボジアのアンコールワットで朝日を見る
↓
プノンペンでゴロゴロ
↓
ベトナム ホーチミンでうまいものを食べる
↓
台湾でお茶
と渡り歩いた。飛行機はエバー航空利用。(←台湾の航空会社)
行きは成田ー台湾ーバンコク
帰りはホーチミンー台湾(ストップオーバー)→成田
の飛行機。いわゆるオープンジョーチケットですな。中の行程はすべてバス移動であった。
カンボジアは現在も日本からの直行便がないため、タイやベトナムで乗り換えていかなければいけないのだが、ゆきんこ隊は最初にバンコクに入ったため、バンコクから行くことにした。
エバー航空の航空券代で結構お金がかかったので、ここは陸路作戦!
バンコクは有名なカオサン通り近辺で宿をとり、カンボジア行きのバスを探す。

さすがに、バックパッカーたちがゴロゴロいるこの辺りは安いバスチケットも豊富に取り揃えられ、隣国カンボジアへは毎日のようにバスが出ていた。
ということで、バスで移動決定!
朝出て、夕方前には到着できるっていうんだからいいではないか!
当日、カオサン通り近くのバス乗り場で他の旅行者たちと一緒にバスに乗り込む。
安い割には普通の観光バスで冷房なんか効いて快適快適!
道路も舗装されていてガタガタいわないし、乗り心地最高!
こりゃ、カンボジアまで楽勝だな!とうきうきしていると、あっという間にカンボジアの国境到着!

「はい、バス降りて」
といわれたもんだから素直に降りると、荷物も全部ほうり投げられている。
国境越えだから荷物検査もあるのね、仕方ないわ・・・と思って、荷物を受け取りイミグレーションに向かっていると・・・
あれ?バスが元来た道を戻っていくぞ
カンボジアで乗り換えとは全く聞いてないのですが
ともあれ、他のお客さんたちもいることだし、みんなカンボジアのシェムリアップに行くと行っているし、ついて行くか。
荷物検査も特になく、パスポートにポンとスタンプを押され、あっという間に国境越え終了。
が、国境超えしたものの、バスが見当たりませぬ。
他の人たちも途方にくれている。
しばらくすると、お兄さんたちがきて
「お前たちはシェムリアップに行くんだな?バスは当分こないから早くつきたいなら俺達についてこい!」
ってどういうこと?
しかし、みんなぞろぞろついていくもんだからついて行ってみる。
一人じゃないと、他の人頼みが出来るからちょっとラクチンですな。
が、向かった先にあったのは・・・
ボロいドロドロのバン

え?この荷台に乗れってこと?
こんな車が3台。
バスに乗ってきた全員はとてもじゃないけど乗れない。
しかも、荷台に乗るなんてもっての他。
その先にある道を見ると、赤茶けた道が続いている。
そういえば、シェムリアップまでの道って舗装されてなくて、なんかの番組で日本人が道路を作るっていう企画やってたっけ。
ということは荷台に乗ったら砂まみれ、そしてシートがない鉄の荷台はお尻の皮がむけること必須!
旅行会社の説明によるとこの国境から4~5時間はかかるようだったし・・・
お兄さんが大声で
「バスはまだまだ来ないよ!早くシェムリアップにつきたかったらこのバンに乗ることだ!」
一組のカップルが
「私達は旅行会社へお金を払っているのよ。あなた達またお金とるんじゃないの?」
「ノーーーン、旅行会社のものだから心配するな!さあ、乗った乗った!」
まじで?怪しすぎますけど
やはり、家族連れやお年寄りはみな回避していたが、若い人たちはみなバンに乗り込む。
早く着けるしね・・・他のみんなも乗るっていうしね(←仲間がいるっていうのは心強い)ということで、乗ってみることに。
やさしい男子たちは女子に中のシート席を譲る。
ありがたい。荷台よりは全然いける・・・こういうときは女子に生まれてよかったと思うのよね。頼もしい男子最高!
と出発進行!!!
ちょっと安心したわ~。これでシェムリアップに着ける・・・ウトウト・・・
なんて出来ない!
舗装されていない道路は凸凹、窓がきっちり閉まらず土ぼこりが社内にまう、締め切ると冷房が入らない社内は蒸し風呂。
ありえない・・・
それで、運転が荒いときた!
寝るどころかすっかりグロッキーになり、さらに5時間くらいで着くはずが8時間もかかり、到着は予定より大幅に遅れ7時過ぎ。
お金も取られなかったし、ホテル前に降ろしてくれたしというかいきなり
「ホテルどこだ?」と聞かれ、着いてから決めようと思っていたのに、ガタガタする車で地球の歩き方を広げ、よさげなホテルを急遽ピックアップし、降ろしてもらった。これが一番しんどかった・・・
あああ、しんどい・・・
安いものには何かある。これ、いつの時代もどこに行っても共通することである。安いものには要注意!
隣に座っていたカップルのかたわれ女子もすっかりフラフラである。
シェムリアップには4日間滞在。狭い街だし、行くところっていや~アンコールワットだけ。すると、あのバンに乗らなかった他のツアーメンバーにも街中で出くわす。
「あの後、どうなったんですか?」
「あの後、ずっと何もない国境で待ち続け、やっとバスらしきものが4時間後にきて、着いたのは夜中だったわ。あなたたちバンに乗って正解よ!」
正解だったか不正解だったか・・・
ちゃんとしたシートあり、冷房ありでこれたのならあの場で待ってのんびりしていたほうがよかったような・・・結局早くついてもあまりの疲れでそのまま倒れこんだしね。
苦笑いしておばさんに
「Have a nice trip」
とだけ行ってさよならしたゆきんこでありました。
※2004年の話なので今はどうなったんでしょうね・・・改善されていることを祈ります
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タイ バンコクに住む友人に会う(彼女はタイ舞踊を勉強しに3年バンコクに住む)
↓
カンボジアのアンコールワットで朝日を見る
↓
プノンペンでゴロゴロ
↓
ベトナム ホーチミンでうまいものを食べる
↓
台湾でお茶
と渡り歩いた。飛行機はエバー航空利用。(←台湾の航空会社)
行きは成田ー台湾ーバンコク
帰りはホーチミンー台湾(ストップオーバー)→成田
の飛行機。いわゆるオープンジョーチケットですな。中の行程はすべてバス移動であった。
カンボジアは現在も日本からの直行便がないため、タイやベトナムで乗り換えていかなければいけないのだが、ゆきんこ隊は最初にバンコクに入ったため、バンコクから行くことにした。
エバー航空の航空券代で結構お金がかかったので、ここは陸路作戦!
バンコクは有名なカオサン通り近辺で宿をとり、カンボジア行きのバスを探す。

さすがに、バックパッカーたちがゴロゴロいるこの辺りは安いバスチケットも豊富に取り揃えられ、隣国カンボジアへは毎日のようにバスが出ていた。
ということで、バスで移動決定!
朝出て、夕方前には到着できるっていうんだからいいではないか!
当日、カオサン通り近くのバス乗り場で他の旅行者たちと一緒にバスに乗り込む。
安い割には普通の観光バスで冷房なんか効いて快適快適!
道路も舗装されていてガタガタいわないし、乗り心地最高!
こりゃ、カンボジアまで楽勝だな!とうきうきしていると、あっという間にカンボジアの国境到着!

「はい、バス降りて」
といわれたもんだから素直に降りると、荷物も全部ほうり投げられている。
国境越えだから荷物検査もあるのね、仕方ないわ・・・と思って、荷物を受け取りイミグレーションに向かっていると・・・
あれ?バスが元来た道を戻っていくぞ

カンボジアで乗り換えとは全く聞いてないのですが

ともあれ、他のお客さんたちもいることだし、みんなカンボジアのシェムリアップに行くと行っているし、ついて行くか。
荷物検査も特になく、パスポートにポンとスタンプを押され、あっという間に国境越え終了。
が、国境超えしたものの、バスが見当たりませぬ。
他の人たちも途方にくれている。
しばらくすると、お兄さんたちがきて
「お前たちはシェムリアップに行くんだな?バスは当分こないから早くつきたいなら俺達についてこい!」
ってどういうこと?
しかし、みんなぞろぞろついていくもんだからついて行ってみる。
一人じゃないと、他の人頼みが出来るからちょっとラクチンですな。
が、向かった先にあったのは・・・
ボロいドロドロのバン


え?この荷台に乗れってこと?
こんな車が3台。
バスに乗ってきた全員はとてもじゃないけど乗れない。
しかも、荷台に乗るなんてもっての他。
その先にある道を見ると、赤茶けた道が続いている。
そういえば、シェムリアップまでの道って舗装されてなくて、なんかの番組で日本人が道路を作るっていう企画やってたっけ。
ということは荷台に乗ったら砂まみれ、そしてシートがない鉄の荷台はお尻の皮がむけること必須!
旅行会社の説明によるとこの国境から4~5時間はかかるようだったし・・・
お兄さんが大声で
「バスはまだまだ来ないよ!早くシェムリアップにつきたかったらこのバンに乗ることだ!」
一組のカップルが
「私達は旅行会社へお金を払っているのよ。あなた達またお金とるんじゃないの?」
「ノーーーン、旅行会社のものだから心配するな!さあ、乗った乗った!」
まじで?怪しすぎますけど

やはり、家族連れやお年寄りはみな回避していたが、若い人たちはみなバンに乗り込む。
早く着けるしね・・・他のみんなも乗るっていうしね(←仲間がいるっていうのは心強い)ということで、乗ってみることに。
やさしい男子たちは女子に中のシート席を譲る。
ありがたい。荷台よりは全然いける・・・こういうときは女子に生まれてよかったと思うのよね。頼もしい男子最高!
と出発進行!!!
ちょっと安心したわ~。これでシェムリアップに着ける・・・ウトウト・・・
なんて出来ない!
舗装されていない道路は凸凹、窓がきっちり閉まらず土ぼこりが社内にまう、締め切ると冷房が入らない社内は蒸し風呂。
ありえない・・・

それで、運転が荒いときた!
寝るどころかすっかりグロッキーになり、さらに5時間くらいで着くはずが8時間もかかり、到着は予定より大幅に遅れ7時過ぎ。
お金も取られなかったし、ホテル前に降ろしてくれたしというかいきなり
「ホテルどこだ?」と聞かれ、着いてから決めようと思っていたのに、ガタガタする車で地球の歩き方を広げ、よさげなホテルを急遽ピックアップし、降ろしてもらった。これが一番しんどかった・・・
あああ、しんどい・・・
安いものには何かある。これ、いつの時代もどこに行っても共通することである。安いものには要注意!
隣に座っていたカップルのかたわれ女子もすっかりフラフラである。
シェムリアップには4日間滞在。狭い街だし、行くところっていや~アンコールワットだけ。すると、あのバンに乗らなかった他のツアーメンバーにも街中で出くわす。
「あの後、どうなったんですか?」
「あの後、ずっと何もない国境で待ち続け、やっとバスらしきものが4時間後にきて、着いたのは夜中だったわ。あなたたちバンに乗って正解よ!」
正解だったか不正解だったか・・・
ちゃんとしたシートあり、冷房ありでこれたのならあの場で待ってのんびりしていたほうがよかったような・・・結局早くついてもあまりの疲れでそのまま倒れこんだしね。
苦笑いしておばさんに
「Have a nice trip」
とだけ行ってさよならしたゆきんこでありました。
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