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浮き草旅ライターゆきんこ

あっちこっちふらふら浮き草のごとく細々と大胆に?!旅する三十路越えライターの海外国内レア情報♪

3月3日はひな祭り、そしてゆきんこ父「栄吉」の誕生日である。

昔から、女の子の日が誕生日なんてギャグだなと思っていたが、当の本人は以外と恥ずかしいとはみじんも思っておらず、気に入っている。

栄吉は東京台東区に生まれ、十数人兄弟の後ろから2番目に生まれた。
ゆきんこは栄吉の兄弟が何人か知らない。しかし、○○さんちの大家族ほどはいない。

おばあちゃんのお葬式のときになんとなくみかけたことがある人もいるが正確に把握していない。

ちなみに上から一郎、二郎、三郎、四十三・・・・と続き、ゆきんこ父が生まれたときにもうこれ以上、子供は作らない、永遠にとめるということで、栄吉にしたらしい。じゃあ、永吉じゃん!と思うが、なぜかおじいちゃんとおばあちゃんは漢字を変えたらしい。

が、子作り計画とはそうそううまくいくものじゃないらしく、永吉の下にまた子供が出来てしまった。
さて、どうしよう?と考えたおばあちゃんが名づけた最後の名前は「末吉」
全くもって、ギャグそのものの名前の付け方である。

しかし、末吉おじさんはゆきんこにとっては足長おじさん的存在で、秋田から東京に出てきたときにはよくご飯に連れて行ってもらったものだ。

さて、栄吉の話から少しそれたが、そんな東京生まれの栄吉がなぜ秋田に行ったか?

ずばり、ゆきんこ母の両親の面倒を見る人がいなくなり、心配になっていた母。するとあるとき栄吉が
「じゃ、みんなで秋田に行こう」と言ったらしい。

見ず知らずの土地に行くなんて・・・読めない男。と母は思ったそうな。

栄吉は昔から親バカでもなく、かといって子供に感心がないかといえばそうでもない。
むやみやたらに話しかけたり、ベタベタもしたがらない。
目立ちたがり屋じゃないのに目立つ。全くもって不思議。

そんな不思議オーラたっぷりの栄吉は数々のエピソードがある。

ソフトボール部に所属していたゆきんこ。
ゆきんこ父はとにかくスポーツ大好きなのでもちろん飽きることなく応援にきていた。

が、普通のお父さんたちであれば率先してノックしたりキャッチボールをしたりするのに、なぜか外野で一人球拾い
そして、試合をしている間もファールボールボーイならぬファールボールおじさんのように球を追い掛け回す。娘の有志は見ないんですか?
そして、試合終了後、話かけにいこうとするともういない。

何しにきたんだ?と思う早業で帰るのである。
そして、試合会場にいたのはバレバレなのに家に帰ってご飯を食べていると
「今日の試合どうだったんだ?」とそ知らぬ顔で聞いてくる。

ゆきんこもそれに対抗し、
「いや~、いい試合だったよ。私なんて逆転満塁ホームランだよ!」とうそをつくと

「そっか、それはすごいな!見に行けばよかったな~」
とそ知らぬ顔。

うそだろ~俺、見に行ったから知ってるぞ!とはいつまでもいわないので結局、打ってもないホームランを打ったことにいつまでもなっている。

そういえば、高校の合格発表のとき

今はもうやっていないらしいが、当時、秋田の公立高校の合格発表はテレビでやっていた
これって、今だったら個人情報とかなんとかいって問題になりそうなところだが、何時間もかけて合格発表をやっていた。
ゆきんこは家でゴロゴロして、じいちゃんとばあちゃんと見ていた。
流れる受験番号をみて
「あったあった!」とほくそ笑んでいると、隣でじいちゃんとばあちゃんが涙ぐんでいる。

「どうした?」と聞くと

「ゆきんこ、これぐらい、気にするなや。」

と・・・え?受験番号なかったのか?とあせって友達に電話した記憶もある高校合格発表。

父、栄吉はというとその日は仕事。
帰ってきて、お祝いムードの食卓に
「お、合格したのか?よかったな!」とさも、今始めて知りました!といわんばかりでお祝いの食卓に合流したのだが、その数ヵ月後。

ゆきんこ母がゆきんこの高校入学の写真を撮り、現像を出したらなぜか、合格発表の掲示板の写真が!

そうです。栄吉はなんと会社の合間にわざわざ高校に行って合格発表を見に行っていたのだ。

気にしているんだか、気にしていないんだが相変わらずよくわからないゆきんこ父。

しかし、東京に行くと言ったときも、アメリカに留学したいと言った時も、ニュージーランドで働きたいと言った時も、世界を一人で旅しに行くと言ったときも、何をするにも文句一ついわず
「やってみろ」
と後押ししてくれた栄吉。

すべてにおいて、世間体を気にするじいちゃんとお母さんを説得したのも栄吉。
栄吉のおかげでのびのび育ったといってもいい。

そんな栄吉の趣味は温泉とラジオ体操。
東北の温泉をこよなく愛し、朝6時半のラジオ体操を毎日欠かさずやっている。
還暦旅行に連れて行ったときも朝6時半から布団の上でラジオ体操をやっていた。
外でやれよ~といいたいところだったが、テレビのお姉さんの体操を見ながら楽しそうに体操をしている栄吉には言えるはずもない・・・


62歳。まだまだ現役。
60歳の還暦のお祝いには念願の赤いちゃんちゃんこも着せた。
というより、ずっと前から「60歳で赤いちゃんちゃんこを着たい!」とせがまれていたのだ。
花嫁のバージンロードを歩かせてあげられず、両親の手紙も読みたくないゆきんこが唯一親孝行をしたってところだろうか・・・
父のちゃんちゃんこ
つい最近家族に内緒でプリウスを購入し、1ヵ月後にリコールの問題に巻き込まれ、すったもんだの2010栄吉。

これから先も読めない男、頼れる父でいてくれますように・・・
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