
昔は、もっとずらずら~っと並んでいたもんなのだが、もう、柿をとるのもめんどくさいと。
最近の若い子たちは干し柿なんて食べないだろうしって、あたしも若いときは干し柿の何がうまいんだろか?と思っていたものだが、年とともにこのなんとも言えない甘さが病み付きになる。
お茶とあうものがどんどん好きになってくるのな。年とると。
秋田に帰るとやたらめったらと柿の木が植えてあって、なんだったら一個もとらずに放置プレイしている柿の木もちらほら。
「昔は、今見たいに飽食じゃなかったから、柿がおやつ代わりだった」という、恵子の言葉に納得。今はなんでもかんでもスーパーで買えるし、おいしいものもたんとあるから、こうやって柿の放置プレイも増えていくのだろう。

が、いっつも1~3個ほど残してあるのだ。
栄吉に聞くと
「鳥っこのエサだ」
っていうが、鳥というよりカラスだろ!カラスにエサなんてやってどーすんだ!絶対、なにか言われがあるはずと、栄吉を信じずに調べてみた(笑)
柿を残すのは、木守り、として全部とらないでおくのだとか。柿の木を守るお役目だったのだ。ちなみに、1/15に次の年の豊作を願って、木をたたいて柿を落とす?なんてのもあるのだとか。
でも、栄吉の鳥のエサってのもあながちうそじゃなく、鳥に柿を食べてもらって種を遠くに持って行ってもらい、柿の木の繁殖をしてもらうため?というのもあったらしい。
しかし、調べてみると、柿に限らず、ミカンやリンゴの木でもやるらしい。

ヘタの部分を焼酎につけると、甘くなるというなんともミラクルな渋柿。これもすごいな~と思うのだが、恵子はなんと、渋柿の味噌漬けなるものを作ってしまった。
さすが、漬物女王!というより、恵子のすごいところは、お風呂で知り合ったおばちゃんからレシピをきいて、さっと作ってしまうところ。すごいわ~。
てことで、食べてみると、まったく渋みがなく、味噌のコクがうまい!触感もほどよく柔らかく、日本酒によくあう!
これはまじでうまかった。
といっても、ゆきんこはやっぱり、渋抜きした生の柿が好きなもんで、またもらって帰ろうとしたら・・・

ね、ねずみが死んどる~~~~~!
なんなんだ?このオレンジ色のかわいらしい柿の間に横たわるねずみ。
というより、渋柿食べて死んだ?
え?も、もしや、毒柿?!
ねずみって柿食べると死ぬのか?いや、それだったら食べないだろ?
いや、このねずみはあほだったから知らずにくったか?
いや、調べてみると、柿はねずみの大好物だとか。
この死因・・・不明だ。
というか、ねずみの恩返し?え?あたしに?
あたし、ねずみを助けたことないけど?と意味不明な疑問が頭を駆け巡っているゆきんこである。
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周りに不眠症の人がなぜか多いんだけど、
あたしは年とともに寝ても寝ても寝たりない。
乗り物に乗ると、コロン、ソファでコロン、
もちろんベッドに入ると瞬殺でコロン・・・
なんだったら、会社で原稿読んでてもコロン・・・
よくひなたぼっこしているばあちゃんがしゃべっている
間に寝るというのを聞いたことがあるんだけど、
もうばあちゃんか?
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