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浮き草旅ライターゆきんこ

あっちこっちふらふら浮き草のごとく細々と大胆に?!旅する三十路越えライターの海外国内レア情報♪

ろくべえ対馬で最初に食べた郷土料理「地鶏ろくべえ小鍋」。

最初、献立をみたときに「ろくべえっていう地鶏がいるんだな~」と思いながら、鶏肉を食べてたら、鶏じゃなくて、黒くて太い麺がろくべえだったw

紛らわしい。比内地鶏とかご当地鶏のネーミングがよくあるから、ろくべえだと思ったじゃないか!!!

「ろくべい、プリプリしてうまいな!」って言いながら食べてたよ~。恥ずかしい。

本当のろくべえは、せんだんごと呼ばれる100%さつまいもからできた対馬の保存食の麺バージョン。せんだんごは結構、手間暇がかかった保存食で、でん粉、生芋を唐臼でついて潰し、団子状に固めて、3か月。その後、水につけてあくをぬき、こしたり、乾燥させたり、とにかくいろいろ。

食べるときは、熱湯などにつけて、白玉のように浮き上がってきたら出来上がり。
家で作ってみたらば、台湾のタピオカのようなプルプルとした食感。店員さん一押しの黒砂糖につけて食べたところ・・・どうだろ。あたしは、醤油ベースの鍋にいれて食べたほうが好きかも。

せんだんごよりは、麺のようになったろくべえのほうが食べやすいし、料理にも使いやすい!
鍋にマロニーいれるなら、ろくべえってとこな。
ヘルシーおいしいでダイエットにぴったりと思いつつも、サツマイモなんでね・・・ 食べすぎ注意。

せんだんごせんだんごの始まりは江戸時代中期。

対馬の89%は山で、平地が少ないため、主食の米や麦が少なく、飢餓に苦しむことが多かったそう。しかし、1715年に薩摩より「サツマイモ」がもたらされ、島の食糧難を救い、さらに冬の保存食として活躍したことから、飢餓に苦しむことがなくなったとか。

普通でもサツマイモは甘くておいしいのに、食糧難のとき食べたらうますぎよね。

最後に、本当のろくべえの食感を。

プリプリじゃなくて、プルプル食感、つるっとしたのど越しで、こんにゃくゼリーよりは弾力がなくて、食べやすい。
勝手にろくべえ=地鶏だったけど、よく思い起こせば、ガイドさんがろくべいの話してたよな~と思い返す。ま、地鶏もおいしかったということでw

お腹すいていると、人の話が半分もはいってこないのよね~。あたし。

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昔、そーいえば白玉好きだったな~。
甘い砂糖のシロップ?お湯?
みたいなんで食べてたような記憶が・・・
というより、白玉つくりが楽しかったのかも。
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