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浮き草旅ライターゆきんこ

あっちこっちふらふら浮き草のごとく細々と大胆に?!旅する三十路越えライターの海外国内レア情報♪

鳥居国境離島対馬には、九州最多の29もの神社がある。
その中心となっているのが、浅芽湾にたたずむ和多都美神社

竜宮伝説が残る古社。対馬・和多都美神社の参拝スポット

竜宮伝説が伝わるといわれるにふさわしい海中の鳥居は神秘的な雰囲気。神社の裏手には巨木が生い茂り、歩いているだけですがすがしい気持ちになった。

今回は改めて歴史上の対馬の存在を知る旅になったのだが、なんとな~くうろ覚えだった柳川一件を対馬の地で聞けたのが大きかった。
ちなみに、勝手に柳川事件と思っていて、「柳川事件」でググったら1961年にプロ野球界と社会人野球 界との間に起こったトラブルのことらしい。

対馬のは「柳川一件」

神社これも簡単に説明すると・・・

秀吉の朝鮮出兵で、朝鮮との国交が断絶したものの、徳川政権になり、国交を回復しろと命じられ、対馬宗家は何度も朝鮮に足を運び、ありとあらゆる手を使って国交回復に努める。最初は強硬な姿勢だった、朝鮮だが、後方の明との関係性も危うい今、日本と争ってばかりもいられないと、条件付きで国交回復を承諾する。

まずは、戦犯を差し出すというもの。秀吉は亡くなっているし、徳川家から出すわけにもいかない。対馬の罪人を差し出すことにした。
さらに、徳川から国書を送るように命じられたものの、対馬藩は徳川政権が出すわけないと判断し、なんと偽造!いろいろ疑われたものの、使節団を派遣したりと、結果、うまくいくことになる。

が、対馬藩の家老「柳川」によって、偽造をリークされてしまう。ただ、リークしたところで、徳川政権からすると、朝鮮との国交回復を取り仕切れるのは対馬だけとわかっていたため、対馬宗家は無罪放免、リークした柳川氏は流罪となる。

という一件。机上で聞いていたときは、ふ~んと流し気味に勉強していた内容も実際の場所で聞くとふ~んじゃすまされない。この離島でそんなことがあったのか~と感慨深いものがあった。

旅は人との出会いも楽しいものだけれども、その土地の歴史、風土を感じられるのがいいところ。
ネット社会で絶景は手軽に見られるようになったけども、やっぱり行かなきゃわからないものが旅先にはあると思う。と痛感した対馬旅。
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平昌、そんなに見るつもりなかったのに
スノボだのスピードスケートだの
つい見てしまう。
オリンピックおそるべし。
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