浮き草旅ライターゆきんこ

あっちこっちふらふら浮き草のごとく細々と大胆に?!旅する三十路越えライターの海外国内レア情報♪

砂漠で満点の星空と地平線に沈む夕日を見て大満足のゆきんこ。

あの、あやしい旅行会社もどきが迎えにくるかどうか心配しつつもホテル前で待っていた。
すると、見たことがない若めのにいちゃんが話かけてきた。

「お前が、ゆきんこか?今日はあいつは別の仕事ができたから俺がお前を連れて行く」

とこうきたもんだ。
まあ、車は4WDだし、行きよりも随分といいだろう。乗り心地もこっちのほうが断然よさげだ。が、念には念を・・・

ゆ:「お金はもう払ってあるからね」

「わ~ってるよ。早く乗りな」

ということで、信用して乗ってみる。今回は砂漠用の車なので車が砂にうまることもなくなんなくドゥーズ到着。

さて、中心地にでも降ろしてもらってホテル探しからやるかと思っていると、1軒のレストランの前に停車。

にいちゃん「ここのクスクスはうまいから食っていけ」

とこうきたもんだ。確かに腹は減っている。が、本当にうまいのか?値段は?

と思っていたが、やさしげなおばあちゃんがニコニコしてで迎えてくれたもんだから断るに断れない。(←年寄りにめっぽう弱いゆきんこ)

ということで、クスクスを食べ始める。食べながら外にいるドライバーが気になる。あいつ、何してるんだ?

食べ終わり、兄ちゃんに
「ありがとう!クスクスもおいしかったし、もうここでいいよ。今の大体の場所、この地図で教えて」

と素直にお礼をいうと

「今日、ホテルはどうするんだ?いいホテル知っているから連れて行ってやろうか」

ときたもんだ。まあ、この様子じゃ無理矢理宿泊させたりしないだろうからお言葉に甘えて連れて行ってもらう。いやなら、断ればよい。

とあまり期待もしていなかったのに、どうしたもんか。ものすごい安くて快適で立地条件もいいホテルを紹介される。こいつ、いいやつかもしれない・・・

屋上にある部屋は見晴らし最高!屋上だから洗濯も干し放題。

屋上まで荷物を運んでくれた兄さんに再度お礼を言って、今度こそお別れだなと挨拶しかかったとき、

「明日はオング・エル・ジュメルに行くんじゃないのか?あそこは砂漠のど真ん中で4WDじゃなくちゃいけないんだ。よかったら、このホテルに泊っているカップルも行くから相乗りしていかないか?」

って。なんだ、このタイミング・・・

あ!昨日のチョビヒゲが連携プレーでまた連絡したな!それで、マトマタからまたゆきんこを迎えにくるのがめんどくさくて、この兄ちゃんにドゥーズから迎えにこさせたな!

この素晴らしきかな連携プレー。脱帽である。

でも、まあ、値段交渉してみると相乗りで安いし、何より、スターウォーズの撮影時のセットがそのまま砂漠に放置されているところにもいけるし、行くしかない!

しかも、なんと次の目的地、トズールまで送ってくれるときたもんだ。

ここまではよかった。この兄ちゃんにめちゃくちゃ感謝をした。
結局、オング・エル・ジュメルの他、タメルザやミデスといった観光地も回ってくれた。

気になっていたのは常に携帯で誰かに電話をしていたこと。

タタウィンから結局はいい思いをしているが、彼らの完全なるカモにされているゆきんこ。そして、そろそろ自分のペースで旅行をしてきたくなってきたゆきんこ。
ここいらでいっちょ断るぞ!と思っていた。

オング・エル・ジュメルも終わり、さあ、ドゥーズに行くぞ!と思っていた休憩所にて予想通りの展開になってきた。
ショットエルジェリド
「このカップルはドゥーズに帰るんだ。だから、君は僕の友達が迎えにくるからその車に乗ってトズールに行くんだよ」

来たぞ~。そして、今度はそいつにバトンタッチさせるんだろ?が、ここで断っても仕方ない。トズールまで払っているし・・・

とその友達とやらがきた。そして、兄ちゃんはゆきんこを託してその場を去る。大丈夫か?

「やあ、君はトズールに行くんだね?明日の予定は何?レザールージュに乗りにいかないか?」

ほ~ら。また、お誘いだ。本当は行くつもりだったが、

「いや、トズールから列車に乗ってチュニスに帰るの」

やんわりと断ると顔色が変わった。が、すぐに持ち直して

「じゃ、今晩のホテルは決まっているの?」

「いや、決まってないけど・・・」

と素直に言うと、ここのホテルとどこそこの観光とセットにするといくらだ(←だから観光いらないと言っているのに)とかチュニス行きの列車は夜中だから昼間に観光しろとしつこい。そして、え~だの、あ~だの言っていたら、

「早く決めな。そんなに悩むことじゃないだろ」

とだんだん怒り始め、明日の予定をすぐに決めろと決断を急がせる。だんだん、こっちも腹がたってきて、

「明日の予定は自分で決めるし、ホテルも着いてから自分で探すからとりあえずトズールに行って!」

とまくしたてたら、その友達、ぶち切れして帰っていきやがった

え?何?まじ?

去っていく車を見送るゆきんこ。というより、お金払っていたんですけど・・・そして、ドゥーズから私を乗せてきた兄ちゃんはとっくのとうちゃんにいなくなっている。

いや、困った。このレストハウスみたいなところでどうしようか・・・
と思いつつも、あのうざい男と離れられたかと思い、うれしくて、ほくそ笑むゆきんこ。

とにかくトズールまで行かなくてはいけない。途方にくれていても仕方ないのでお店の人に

「あの、トズールに行きたいんだけど、バスとか止まるのかな?」

と聞いたら

「止まらないけど、ルアージュもくるし、バスもくるから手をあげて道路に立っていたら、席があいていれば止まってくれるよ」

だそうなのだ。

結局、お金払っていたのにヒッチハイクもどきをして、タイミングよく止まった庶民の足と思われるおんぼろバスが止まってくれ、たったの3Dでトズールまで連れて行ってくれたのだ。(←上の写真の道路にてヒッチハイク)

それにしても、おいていったあいつ・・・ゆきんこを置き去りにするなんて許せん!

バスの中ではらわたが煮えくりかえっているゆきんこ。まあ、トズールまで近かったからよかったもののなんだあいつら?客にならないとわかると放り出すのか?

釣った魚にえさはやらないとはよくいうが、仮にもお前の友達?かどうか定かじゃないが、そいつにはいい客だったんだから最後まで面倒みろ!!!

こういう連携プレーもクチコミで客が増えるかもしれないのに釣った魚を放り出すとはどういうことだ!!!

一度、旅行会社もどきにつかまると永遠に抜けられないチュニジア南部の旅。

なすがままにされるのではなく自分の都合のいいように彼らを使いましょう!そして、必ず値段交渉!これ非常に大事。

運転が荒かったり、タバコを車内でバカスカ吸ったり、決断をすぐに迫ったり、うっとうしいけど、値段交渉して、高すぎると

「じゃ、別にいい。他あたって」

とつめたい態度をとるとすぐに大幅な値引きをして、かえって

「そんなに安くていいのか?」

と思うくらいの値段を言ってくるチョビヒゲたち。根はいい人なんでしょうな。

結果、交通手段をつかまえるのが難しい南部の観光地を効率よく回れたのは彼ら旅行会社もどきのおかげなので感謝をしなければならないと最後は気づいたのであった。

いや、それでも置いてけぼりは勘弁願いたいものである。

※番外編:ドゥーズでの結婚式
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